【GBA後期シングル】第1回「アダキンオフ」使用構築

はじめに

今回は先日行われた3世代シングルオフ大会「第1回アダキンオフ」にて使用した構築と振り返りについてブログにまとめた。

 

使用構築

今回の構築は3世代シングルで一番使いたかったギャラドスを軸に作り始めた。ギャラドス+サンダースという王道な並びをプランAとして、サンダースの通りの悪い相手に対しては壁貼りメタグロス+積エース@1のプランBと、2通りの選出ができる構築を使用した。

 

個体解説

ギャラドス@チイラの実 

陽気/威嚇 172-176-105-×-120-138
めざパ飛/地震/龍の舞/身代わり
努力値:16-248-48-0-0-196
個体値:30-30-30-×-30-31

調整
・HP 4n 身代わり3回でチイラ発動
・素早さ 準速85族抜き(ヘラクロス意識)
・火力 H207-B135までのスイクンをA+2めざ飛で確定2発(50%~59%)
・耐久 A177ヘラクロスのハチマキ岩雪崩を確定で耐える(83%~98%)

パーティーのエースその1。性格を陽気にして準速ヘラクロスを抜ける調整に。有利対面での身代わり→龍の舞+地震で本来不利を取るライコウやサンダースなどの高速電気タイプや物理受けポケモンに対しても強引な突破が期待できる。
前回参加したオフ会で使用した恩返し+地震ギャラドスではゲンガーに対して打点がなくなり選出しにくい場面が多くあったため、今回はめざめるパワー飛行を採用した。
(選出回数1回/6戦)

 

サンダース@クラボの実

臆病/蓄電 165-×-80-137-116-200
10万ボルト/めざパ草/電磁波/吠える
努力値:196-0-0-56-4-252
個体値:31-×-31-30-31-31

調整
・素早さ 最速
・火力 
H207-D135までの残飯スイクンを10万ボルトで確定2発(54%~63%)
H202-D145までのミロカロスを10万ボルトで確定2発(51%~60%)
H156-D95のプテラを10万ボルトで確定1発(101%~119%)
・耐久
C142スイクンの波乗りを確定で2発耐える(40%~47%)

ギャラドスの相棒。高い素早さから放つ電磁波で味方のサポートを行い裏の積エース(ギャラドスヘラクロス)に繋ぐ。高耐久で突破が難しい瞑想スイクンや呪いカビゴンの対策として吠えるを採用した。
行動回数を増やすためにHPに厚く振り耐久を高めた。最低限の火力も兼ね備えアタッカーとしての役割も担う。めざめるパワー草はサイドンラグラージが仮想敵となるが、地震持ちのラグラージには返り討ちに会うため安定はしなそう。
(選出回数3回/6戦)

 

ヘラクロス@白いハーブ

陽気/根性 159-177-95-×‐115-147
メガホーン/瓦割り/岩雪崩/剣の舞
努力値:28-252-0-0-0-228
個体値:31-31-31-×-31-31

調整
・HP 8n-1(火傷、宿り木ダメージ最小)
・素早さ 最速81族抜き(ギャラドス意識)
・火力 ぶっぱ

パーティーのエースその2。剣の舞を採用することで物理耐久に厚く振ったカウンターカビゴンや後出しのソーナンスなどに対して抗える。白いハーブはサイコキネシスを持たない甘えるラティアスや威嚇持ちのポケモンを意識しての採用だったが、後出しボーマンダの威嚇を受けた際、即発動せずターン終了時での発動になったため想定していた動きができなかった。対戦相手の方もこの仕様について知らなかったようなので一度検証する必要がありそう。
(選出回数6回/6戦)

 

メタグロス@オボンの実

陽気/クリアボディ 156-187-150-×-110-134
コメットパンチ/地震/リフレクター/大爆発
努力値:4-252-0-0-0-252
個体値:31-31-31-×-31-31

調整
・HP 偶数(オボンの発動効率が良い)
・素早さ 最速
・火力 ぶっぱ
H187-B150メタグロス地震で確定2発(50%~59%)
・耐久 A205メタグロスのハチマキ地震をリフレクター+オボンで2発耐える


元々は拘りハチマキでの採用を考えていたが、パーティー全体の物理耐久に不安が残ったため最速壁貼り型に変更した。
(選出回数3回/6戦)

 

カビゴン@先制の爪

腕白/厚い脂肪 255-153-116-×-131-51
のしかかり/シャドーボール/カウンター/自爆
努力値:156-180-164-0-4-4
個体値:31-31-31-×-31-31

調整
・HP 8n-1(火傷、宿り木ダメージ最小)
・素早さ 麻痺状態の最速130族抜き
・火力 H207-B135までのスイクンの身代わりをのしかかりで確定で壊す(27%~31%)
・耐久 A194ヘラクロスのハチマキ瓦割りを確定で耐える(83%~98%)

パーティーの穴埋めとして汎用性の高いカビゴンを採用。メタグロス同様、物理に抗える術を持つ。物理耐久はハチマキヘラクロスを意識した調整になっており、メタグロスボーマンダなどの基本的に抜群を付いてこない高火力ポケモンに対してもカウンターが決まりやすい。特殊受けとしての役割もある程度果たせるように特性は厚い脂肪にしてメタグロスヘラクロスの苦手な炎技を受けることもできるようにした。
持ち物は先制の爪を持たせカウンターで1匹倒した後に爪が発動してくれれば相手に大きな負担をかけられるのではと思い持たせてみた。
(選出回数4回/6戦)

 

ゲンガー@ラムの実

臆病/浮遊 135-×-86-176-95-178
サイコキネシス/冷凍パンチ/めざパ水/道連れ
努力値:0-0-48-208-0-252
個体値:31-×-30-30-31-31

調整
・素早さ 最速
・火力 H202-D100ボーマンダを冷凍パンチで確定1発(100%~118%)
・耐久 A194ヘラクロスのハチマキメガホーンを確定で2発耐える(41%~49%)

カビゴン同様パーティーの穴埋めとして採用。広い技範囲で明確な役割を持たせ、他の5匹では見れないポケモンの対処として使う。サイコキネシスはゲンガーやヘラクロス、冷凍パンチはボーマンダ、めざパ水はヘルガーサイドンハガネールが主な対象となる。
耐久はヘラクロスに対して後出しした時を想定し、メガホーンでゴリ押しされないように確定で2発耐える調整。
(選出回数1回/6戦)

 

対戦記録

予選 もえぎいろブロック

1戦目 アダキン・スカイウォーカーさん ○
ラティアス/サンダース/サイドンスイクンカビゴン/サンダー
相手 サンダー/サイドンスイクン
VS
自分 サンダース/ヘラクロスカビゴン


2戦目 neosさん ○
アーマルドメタグロスカビゴンスイクン/ゲンガー/サンダー
相手 カビゴン/ゲンガー/サンダー
VS
自分 メタグロスカビゴンヘラクロス


3戦目 ばっつーさん ○
ヘラクロスメタグロスレジロック/サンダー/スイクンライコウ
相手 サンダー/スイクンメタグロス
VS
自分 メタグロスカビゴンヘラクロス


4戦目 松川さん ×
カビゴンラティオスギャラドスレジアイスハガネール
相手 レジアイスギャラドスハガネール
VS
自分 サンダース/カビゴンヘラクロス


5戦目 1192さん ×
ボーマンダメタグロス/サンダー/ハピナスラプラスソーナンス
相手 ボーマンダハピナス/???
VS
自分 メタグロス/ゲンガー/ヘラクロス

同率2位が3人いたためじゃんけんによる順位決め。じゃんけんに勝利し2位で決勝トーナメント進出。


決勝トーナメント

1回戦 研磨さん ×
ヘラクロス/ゲンガー/サンダース/カビゴンソーナンススイクン
相手 サンダース/ソーナンスヘラクロス
VS
自分 サンダース/ギャラドスヘラクロス

対戦動画

 

結果 ベスト8

 

 

おわりに

選出が苦手な自分でも扱いやすい構築だった。ただ、予め決めた基本選出に囚われ過ぎて臨機応変な対応ができていなかった気もする。
ギャラドス+サンダースという使ってみたい並びを選んだのは良いがサンダー、ライコウ、サンダースなどの電気ポケモンが多くギャラドスを出せない試合が多かった。逆にサンダース単品での選出が多く電気タイプへのストッパーとしては役割を果たした。今後はギャラドスに限らず他の電気弱点のポケモンと組ませてみたい。
負けた試合を振り返るとつまらないミスや思い込みによるミスが多かった。負けてしまったとしてもいい試合内容だったと思えるようにミスを減らしていきたい。
主催のかりんとーさん、スタッフの皆様、参加された皆様、対戦してくださった皆様、ありがとうございました。